2025.10.25
グローバルコース
2年 グローバルコース ポートランド研修 Day7~8
お知らせ
2年 グローバルコース ポートランド研修 Day7~8
7日目は、午前の授業も午後の活動も「ポートランド州立大学(PSU)」がテーマでした。
日々の授業は「英会話&持続可能な社会づくりを」をテーマに行われているのですが、PSUはまさにその実践の場であり、キャンパスのあちこちに“サステナブル”が根付いています。たとえば、キャンパスには多くのウォーターサーバーが設置され、学生たちはペットボトルではなくマイボトルを使うのが当たり前です。
また、アメリカの建物には「LEED(リード)」という環境認証制度があり、シルバー・ゴールド・プラチナの3段階で評価されます。PSUの建物の多くは、エネルギー効率や前身の建物の再利用などが高く評価され、ゴールドやプラチナを取得しています。さらに、不要になった物を集めて学生に無料で提供するシステムも定着しており、まさにSDGsが生活に溶け込んでいます。午後には大学や入試制度についての説明も受けたり、PSUで学ぶ留学生とディスカッションをしたりと、「海外の大学に進学する」という夢が少し現実に近づいたように感じる生徒も多かったようです。
放課後は、大学女子バレーボールの試合を観戦!PSUは、大学の最上位リーグで活躍しており、迫力ある試合と立派な会場に、生徒たちは大きな声援を送りながら大興奮でした。試合中には会場のスクリーンに生徒が映される場面も!
8日目は、こちらに来て初めての雨の日でした。ポートランドでは日本ほど傘をさす人が少なく、フード付きのジャケットで歩く人が多いことに驚きです。
午前中の授業後は、「オレゴン州日系アメリカ人博物館(JAMO)」を訪問。ポートランドと日本のつながりは深く、19世紀後半には多くの日本人が農業や鉄道建設に従事し、戦前には日本人街もありました。戦時中の強制収容や差別を乗り越え、戦後は貿易や文化交流が進み、現在も日本とポートランドの交流は続いています。札幌もポートランドの姉妹都市のひとつです。生徒たちが英語でガイドさんに質問する姿も見られ、歴史を学ぶとともに、自分たちが今ポートランドに来て学べていることのありがたさと尊さを感じたようでした。
その後は、ポートランド名物の「Voodoo Doughnut」へ。カラフルでユニークな形のドーナツを楽しみました。
研修もついに1週間が終わりました。週末は雨予報ですが、ホストファミリーと充実した時間を過ごしてくれることでしょう。





