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2025.10.24

グローバルコース

2年 グローバルコース ポートランド研修 Day5~6

お知らせ

2年 グローバルコース ポートランド研修 Day5~6

 札幌では手稲山で初冠雪を迎えたと聞きましたが、ポートランドでは紅葉が見ごろを迎えています。さらに驚いたことに、こちらでも雪虫らしきものを発見。北海道にしかいないと思っていましたが、似たような虫はアメリカにもいるようです。ちなみに、雪虫は英語で"snow bug"や"wooly aphid"と呼びます。

 研修5日目の午前中は前日と同じように授業を受け、午後は2グループに分かれ、Oregon Food Bankでボランティア活動を行いました。1グループは冷凍ブルーベリーの袋詰めを、もう1グループは梨の箱詰めを担当しました。フードバンクとは、企業やスーパーなどから寄付された食品を集め、地域の学校や教会、団体などに届けるために仕分けを行う施設です。ホームレスの増加はアメリカ全体の課題ですが、フードバンクは食料支援だけでなく、貧困の原因を減らすための教育や雇用支援の役割も行っています。最初こそテンポよく行っていた作業も、時間が経つと段々体が辛くなってきた様子。それでも、最後に自分たちが詰めた食べ物の個数や重さ、それが何人分の食料に相当するのかを教えてもらい、達成感を味わうことができました。

 6日目は授業を受けた後、大きな公園でテニス・バドミントン・バレーボールなどを楽しみました。まだまだ英語での円滑なコミュニケーションが難しい生徒もいますが、スポーツは、言語や文化の壁を越えて仲良くなることができる、まさに世界共通のツールです。Washington Parkを訪れたグループは、園内にある有名なバラ園も見学しました。満開の季節は過ぎていましたが、"City of Roses" と呼ばれるポートランドにふさわしい、美しい風景でした。
 
 異なる環境での生活をスタートさせた生徒たちにとって、心身ともによいリフレッシュの時間となりました。