合格体験記(2025年3月卒業生)

2025年3月卒業

山崎 倖

札幌医科大学 保健医療学部 理学療法学科 合格入学

北海道医療大学 リハビリテーション科学部 理学療法学科 合格
日本医療大学 保健医療学部 リハビリテーション学科 理学療法学専攻 合格

 私は学校推薦型選抜で札幌医科大学に合格しました。一次試験(面接と小論文)で合格した後、さらに共通テストで指定教科の合計点が全国平均点以上だと合格になる仕組みです。
 文理選択をした後の2年生になってから札幌医科大学を志望校にしたため、文系を選択していた私は共通テストのために基礎なしの生物を勉強することにしました。しかし、理系の生徒と同じ授業を受けることができないため、友達に授業の進度を聞きながら自宅でテキストを進めつつ、放課後講習に参加していました。私は行きたい大学も決まっていなかった頃に安易に文系を選んでしまったので、これを読んでいる後輩たちには文理選択の重要さを伝えたいです。理系から文系に変えることはできるので、悩んでいる人は理系を選んでおいた方が失敗しないと思います。
 面接では事前に提出した志望理由書を元に質問をされるため、時間をかけて志望理由書を作成しました。印象に残る内容にするために、ボランティアの経験や自分が学びたい分野について詳しく書きました。先生に何度も添削してもらうことで、内容の詰まった志望理由書を完成することができました。志望理由書は他の人と被らない要素が多いほうが良いと思うので、ボランティアに参加したり、興味のある分野の本を読んだり、講演会に参加したりすることを意識してみてください。
 私は志望校のオープンキャンパスの抽選に外れてしまい、大学の情報量に関して不安がありましたが、ホームページでアドミッションポリシーや教授の方々の説明、カリキュラムなどを頭に入れておいたので、当日の面接時も戸惑うことなく回答することができました。様々な先生と面接を行い、答え方の例を面接用のノートに書き溜めていくことを繰り返し続けていました。当日は面接の順番が最後で待ち時間が4時間ほどあったので、何度もノートを読み返したり、見やすいようにまとめ直したりしました。ノートにまとめたおかげで、今までの面接練習の頑張りが目に見えて自信にもつながったので、受験科目に面接がある生徒さんは是非実践してほしいと思います。
 小論文ではまず、基本的な文章構成や具体例の入れ方、気をつける文末表現を学びました。
 札幌医科大学は著作権の関係で過去問を見ることができないため、同じ学部の他の学校の問題を利用して、学校の先生や塾の先生に添削してもらっていました。レベルの高い大学の難しい内容にも慣れておくことが大切だと思います。
 初めての大学受験で不安もあると思いますが、先生方が全力でサポートしてくれるので困った際は頼った方がよいと思います。また、今回の受験を通して、何事も早めに対策をすることが成功の一歩につながると実感しました。志望校を決めたその日から、本番までコツコツと頑張ってほしいと思います。自分を信じて合格を勝ち取ってください!

2025年3月卒業

静 望羽

北海道教育大学函館校 教育学部 国際地域学科
-地域協働専攻-国際協働グループ 合格入学

 私は、北海道教育大学函館校を学校推薦型選抜で受験しました。受験内容は、主に自己推薦書と面接でした。私は、3年生の最初の頃に体調を崩してしまい、登校できない日がありました。体調回復に努め、本格的に大学を考え始めたのが7月頃でした。そして、8月下旬から本格的に面接練習が始まりました。私はとても緊張する性格で、相手に自分の言葉を簡潔に伝えることが苦手でした。そのため、大学の志望理由を考えて面接練習に臨むものの緊張しすぎて、言葉はまとめられず面接練習前はいつも顔面蒼白でした。そんな私が、面接で助けられたことが2つありました。1つ目は、過去の自分の経験です。
 私はインターナショナルクラブという部活動に所属しており、英語を通してプレゼンテーションの大会や校内外で行われているイベントに沢山参加し、様々な交流をしてきました。また、私は飛行機が好きなこともあり、常に空港などで行われているイベントなどの情報を得るようにして、自ら人との出会いの場を増やし自分の世界を広げていきました。そのため面接の際に自分の話せる経験が多かったことで、周りと差をつけることができました。2つ目は、オーキャンに参加していたことです。私はオーキャンに参加した際に、大学の先生とお話しする機会がありました。そのおかげで、入試当日に面接官としてお会いすることができ、私の名前も覚えていてくださいました。また、お話しした内容も自己推薦書や面接で取り入れることができるし、このような経験は無駄になることがありません。
 次に、私が面接練習の際に意識していたことが、3つほどあります。1つ目は、結論を先に言うことです。言葉をまとめるのが苦手な私は、結論から話すよう意識して、本番では簡潔にまとめられるようになりました。2つ目は、先生方の意見を全て取り入れようとしないことです。面接練習は沢山の先生方が交代で担当してくださるので、その分色々な意見をもらうことが出来ます。私は最初、志望理由で全員の先生の意見を取り入れるように頑張っていましたが、中には逆の意見になる先生もいて、現実的に全ての意見を取り入れることが不可能なことに気づきました。最終的には自分の志望理由なので、色々な意見を聞いたうえで自分の納得のいく形に仕上げたほうが、悔いなく本番に立ち向かっていくことが出来ます。3つ目は、どんな些細なことでも相談することです。私は過去に担任だった先生や面接練習を担当してくれた先生に、沢山相談しました。緊張するとか、ほんとに些細なことや不安なことは、休みの日に大量にメールを送ってでも相談していました。それでも先生方は、対応してくれました。そんな先生方の支えもあり、無事に合格することが出来ました。
 最後に、私は気になったことは後悔しないようなんでも挑戦するようにしています。初めての所に行くのは勇気がいるけれど、どんな経験でも絶対に無駄ではないと思うからです。学校に登校できず悩んでいた時期も、自分を見つめなおすために必要な時間だったと今は思います。この先、進路や将来について悩む時期があると思いますが、無駄だとは思わず沢山悩んで色々なことに挑戦してみてください。きっとその経験が、自分を助けてくれる時が来ます。悔いのない選択ができるよう応援しています。

2025年3月卒業

本田 一善

室蘭工業大学 理工学部 創造工学科 合格入学

 私は室蘭工業大学創造工学科を総合型選抜で受験し、合格することができました。
 受験内容は個人面接、数学、物理基礎の筆記試験でした。筆記試験は高校卒業認定試験の過去問題からの出題でしたのでインターネットを活用し、6年分の過去問題を常に満点が取れるまで解き続けました。問題を見た瞬間に答えが分かるくらい何度も行いました。また、物理基礎は学校で使用しているテキストや問題集も利用し勉強を行ってきました。面接練習ではその都度、反省点をノートに書き出し、次の練習に向けて改善を繰り返していきました。また、普段あまり話す機会がない先生と練習することで、より本番に近い緊張感で行うことができるので、いっそう練習になると思います。その他に隙間時間を活用し友人同士で練習を行うこともありました。試験対策は本番の3ヵ月ほど前から始め、出願時に必要な自己推薦書や面接の際に話す志望動機のために、夏休みなどの長期休暇を利用してボランティア活動や、物理の先生にお願いし個別で実験をしていただきました。 
 私が合格できたと思う秘訣は二つあります、一つ目は妥協をしなかったところだと思っています。例えば自己推薦書などは最後の行まですべて埋めて書くなど、他の受験者と少しでも差をつけるために徹底して行いました。また面接で聞かれる質問も自分の中で何パターンも考え、想定外の質問を想定内にしていったことです。二つ目は本番の試験を楽しむ気持ちで行うことです。総合型なので、仮に落ちても学校推薦型や一般入試があるため、落ちても大丈夫くらいの気持ちで行えば自分のパフォーマンスをしっかりと発揮することができます。感覚的には緊張感3、楽しむ気持ち7くらいの割合で試験に挑むとよいと思います。 
 最後に、私は無駄な努力はないと思っています。総合型で面接練習を多く行っても落ちてしまったら「無駄な努力だった」と思う人もいるかもしれませんが、今後どんな形であれ大学に進学し会社に就職していく中で、その努力は必ず報われ自分自身の糧になると思いますので、最後まで自分を信じて挑戦していってください。

2025年3月卒業

森 康太郎

室蘭工業大学 理工学部 システム理化学科 合格入学

 私は室蘭工業大学のシステム理化学科の総合型選抜を受験しました。
 システム理化学科の総合型選抜は面接とマーク型の試験があります。マーク型の試験では高卒認定試験の数学と科学(物理、化学、生物)の過去問から出題されます。私は化学を選びました。試験問題はホームページに高卒認定試験の過去問があるので、そこから約6年分を2周以上解いて、ほぼ満点に近い点数を取れるようになりました。
 合格のアドバイスとしては、面接のためのエピソードをたくさん持つことと、面接練習をたくさんすることが大事だと思います。私は元々野球部に所属しており、野球部で培った忍耐力や協調性を上手くアピールできたと思います。また、3年生の夏休みには地域のボランティア活動にも参加したり、科学系の体験学習にも積極的に参加したりしました。そのため、ボランティアによる社会性や、体験学習での実験を通じたコミュニケーションなどをアピールすることが出来ました。また、面接練習はできるだけ多くやって損はないと考えています。私は人前で喋ることは得意な方でしたが、初めての面接練習の際は言葉が詰まってしまい、言いたいことが言えないまま面接練習の一回目が終了しました。そこからも詰まってしまったり、予期せぬ質問が来た際に答えられなかったり、このままで大丈夫だろうかと不安にもなりましたが、たくさんの練習を積んだことで、徐々に話したいことをまとめることができるようになりました。
 室工の配点基準としては、面接と試験問題が100点、自己推薦書が30点ぐらいなので、特に面接で差がつくと考えていいでしょう。本番では予期せぬ質問が来ることがあります。私の場合もそうでしたが、練習の成果もあり、なんとか質問に応答することが出来ました。
 最後に私が伝えたいこととしては、最後まで諦めずとことんやることだと思います。総合型選抜では殆どに面接があると思います。面接練習ではなかなか話すことができない状況に焦り、プレッシャーを感じてやりたくなくなるかもしれません。私自身もそうでした。しかし、そこで諦めたら合格を掴むことはできません。諦めずに何がダメだったのかを自己分析することが、合格への一歩だと考えます。

2025年3月卒業

縞居 頼矢

公立千歳科学技術大学 理工学部 合格入学

北海道科学大学 情報科学部 情報科学科 合格
北海道科学大学 工学部 機械工学科 合格
北海道科学大学 工学部 電気電子工学科 合格
北海学園大学 工学部 電子情報工学科 合格

 私は公立千歳科学技術大学理工学部に一般入試前期日程で合格しました。
 入試内容は、大学共通テストと数学と理科の二次試験です。
私は、1・2年は総進コースで過ごし、高2の冬休みから予備校に通い本格的に受験勉強を始めました。そして、3年生は特進コースに所属し、クラスメイトと切磋琢磨し合いながら第一志望の大学に合格しました。今から自分が行った受験勉強について紹介したいと思います。皆さんの受験に役立てたらうれしいです。
 私は、入試科目の中で配点の高い数学と、苦手教科であった英語に力を入れて勉強をしていました。
 数学は、高1の頃から兄の影響を受けて黄色チャートを使用して、数学の基本事項を覚えていました。そして、高2からは学校の進学講習に参加し始め、大学受験を意識した質の高い問題に取り組みました。この講習で自分の苦手分野を知れたり、自分が知らなかった解法パターンを知れたりしました。高2の冬休みからは予備校に入塾し、難関大学レベルの問題にたくさん触れていきました。私は必ず予習してから講習を受け、次の日に復習して、解法パターンを自分のものにするようにしていました。高3から数Ⅲを習い始めますが、春休みの内に予習をして、学校の授業を春休みに覚えたことの復習の場として利用していました。そして、11月末まで共テと数Ⅲを並行して勉強し、12月からは共テ勉強だけにシフトすることで、共テ後の二次試験対策を順調に進めることができました。
 英語は、高2から『ターゲット1400』で通学時間や学校の休憩時間に英単語を暗記していました。また、私は中学生の頃から英語が苦手だったので、中学生レベルの英文法の参考書から復習をし、完璧に理解してから『英文法ポラリス』という参考書を使用して高校レベルの英文法を勉強しました。そして、高2の冬休みから『ターゲット1900』を使用して、共テで頻出の英単語を覚えていきました。高3からは、共テのセット演習に励み、速読力をつけたり、共テの問題形式に慣れたりしていました。
 最後に私が思う大学受験を成功させるための秘訣は、自分に素直になり、友人や先生、家族を頼ることだと思います。大学受験はとても苦しく、不安な気持ちになる日が多々あると思います。そんな時は、遠慮せずにいつも周りにいる人に本音で話し、明るい気持ちで前向きに受験勉強に取り組んでください。皆さんの大学受験を応援しています。

2025年3月卒業

南川 昊翔

公立千歳科学技術大学 理工学部 合格入学

 僕は、公立千歳科学技術大学に一般受験の前期日程で合格しました。必要な科目は、共通テストでは地歴公民以外の全科目、二次試験では数学と“物理・化学・生物からいずれか一科目”でした。
 受験勉強に限らず、勉強の方法は人それぞれ最適なものがあると思うので、当たり前のことばかりになってしまうかもしれませんが、具体的な勉強方法ではなく多くの人に必要だと感じたことを書かせていただきます。
 まずは模試についてです。模試は主に共通テストの模試を受けられるだけ受けるべきだと感じました。共通テストの問題はどの科目にもある程度の決まった型があります。その決まった型を、解き直しも含めて何回も経験することで、読まなくてもいい問題文を省けたり、大問の解く順番や時間配分などで迷うことがなくなり、無駄な思考や時間、不安、焦りなどを最小限に抑えることができます。また共通テストの二日間はスケジュール的にかなり厳しく、その厳しい共通テストの日程を一日に詰め込むことが多い模試を経験しておくことで、脳や身体の疲労にも慣れておくことができます。模試の受けた回数が多ければ多いほど、共通テストでは有利になると断言できます。僕は三年生になってからの模試はほぼ全て受け、塾等には通いませんでした。講習は数学と化学と物理を受講し、受験直前期の講習では物理を使うことがなくなったため、数学と化学を受講していました。
 次に友人と環境についてです。意志の強い友人と、その友人らと一緒にいられる環境が理想的だと感じました。意志の強い人間は自律して学習を進めることができるので、そのような人達に囲まれると、このままじゃまずいという危機感と、輪を乱してはいけないという責任感を与えてくれます。それに加えて、友人とわからないところを教えあったり、模試の点数を競い合ったりすることは、長期的なモチベーションの維持にもつながります。一人で勉強するのはなかなか苦しいものですし、家で娯楽に逃げてしまい勉強できないという方は、友人とどこかに集まって勉強してみると良いかと思います。この学校では放課後19:00まで教室に残ることができますし、自分のクラスの教室だけでなく色んな教室も許可を取れば使えますのでオススメです。
 最後に大学受験を控えてる方たちに向けてですが、結局進路はどうとでもなります。受験勉強は楽しくないですし、受験が終わったらもう使わないような科目もあって、意味が無いような気もしてきます。ですから、受験勉強以外にやりたいことがあるのであれば、受験に囚われすぎずにそっちを優先しても良いのかと思います。日々を目的もなく過ごすのが良くないのであって、自分の目的ややりたいことが受験で潰れるのはもったいないです。受験だけに目を向けず肩の力を抜いて今の時期を過ごして欲しいです。
 応援しています。

2025年3月卒業

松浦 美結

北星学園大学 社会福祉学部 心理学科 合格入学

 私は北星学園大学を総合型選抜で受験し、合格しました。  
 総合型選抜の入試は一次試験と二次試験に別れています。一次試験は計画課題などの書類審査があり、二次試験は800字程度の小論文(要約と自分の意見)、面接がありました。
 一次試験での計画課題は問われている内容が分かりにくく書く手が進まない、といったこともあると思いますが、一次試験で落とされることはまず無いので気楽に書くのが良いと思います。課題図書がある場合は面接で聞かれる場合もあると思うので、しっかり読み込んで理解することが大切です。だから入試要項などが公開されたら直ぐに読み始めると良いです。
 二次試験は特に面接の自信が無かったので、夏休み頃から軽く面接の練習を始めました。内容としては、面接用のノートを用意しそれに面接で聞かれるような事をまとめる、というものです。学校の理念や学科に関係のあるようなニュースも覚えておくと面接で有利になるので、それも並行していきました。本格的な面接練習を始めたのは出願が終わった10月頃です。まずは面接用のノートを見ながら担任の先生と面接練習をし、いただいたアドバイスなどは全てそのノートに書き込むようにしました。それを繰り返し、ノートを見ずに面接練習が滞りなく出来るまで先生と放課後練習をしていました。しかし正直面接官との相性もあると思うので、そこは運に任せるしかないです。
 小論文の対策はまず要約から始め、ニュースなどの記事を100字程度に要約し、それを国語科の先生に添削していただきました。そしてそれを基に小論文を書き、それも先生に添削していただく、というのを繰り返しました。
 志望校が過去問を出してくれているのなら、それをやって先生に見ていただくのが一番だと思います。過去問は難しいですが、実際私はかなり書く力がつくと実感できました。
 最後に、面接も小論文も直ぐに出来るものではないです。私は2、3ヶ月前から対策したのですが、それでも足りないと感じました。自信が無いのなら早いうちからしっかり対策するのをおすすめします。また、私は通いませんでしたが、面接練習をやってもらえる予備校や塾もあるようなので、そこに通うのも手だと思います。後悔のない受験になるよう応援しています。

2025年3月卒業

駒 陽向

天使大学 看護栄養学部 栄養学科 合格入学

 私は今年度から導入された総合型選抜(天使みらい入試)を利用し合格することができました。受験内容はグループディスカッションとプレゼンテーションです。
 グループディスカッションで大切なのはチーム内の雰囲気だと思います。意見が違うこともあると思いますが、それを否定せず受け入れることも大切です。 当日もみんなが「その考えいいね」など賛成してくれる言葉があり、1人もグループから欠けることなく楽しくグループディスカッションを行うことができました。役割分担を行う場合もあると思いますが、役割を果たすことを目的にせず、積極的に自分の考えを言うことが大切です。
 プレゼンテーションでは3年間の活動報告を発表しました。私は1年生から参加していたボランティア活動やWWL、メディカルプレップコースで行われた講習会・体験会について発表しました。プレゼンテーションで大切なことは、「伝えたいことをわかりやすく伝える」ことだと教えてもらいました。私はスケッチブックを用いて、写真やイラストを使いながら発表しました。その際には、試験官に同じ資料を配るなどの配慮も大切だと思います。
 私からのアドバイスは2つあります。1つ目は、1年生から気になる専門学校・大学のオープンキャンパスに参加することです。体験授業を受けられるところもあり、入学後の自分の姿をリアルに想像することができます。また、沢山参加することで大学の先生方に顔を覚えてもらうチャンスにもなります。3年生は進路確定までの時間が短いため、時間に余裕がある1年生のうちから参加するのがいいと思います。2つ目は、ボランティア活動やWWLに参加すること、また3年生は予備校などの入試対策講座にも参加してみてください。私は看予備の面接対策説明会に参加しましたが、様々なことを教えてもらい、有意義な時間を過ごすことができました。自分にとってとても良い経験になると思います。
 最後に、だれかに言われて決めた進路は、あとで「こうなると思わなかった」と後悔します。だれかのせいにしても意味が無いし、最後に決めたのは自分です。当たり前のことですが、自分の進路は自分で決める、息抜きも大切ですが、後悔のないように頑張って下さい!

2025年3月卒業

谷中 悠愛

札幌市立大学 看護学部 看護学科 合格入学

 私は学校推薦型選抜で札幌市立大学に合格しました。選抜内容は小論文や面接、書類審査やプレゼンで評価されます。高校入学時から推薦を取りたいと考えていたため、定期テストや進路部実力テストに力を入れて勉強してきました。評定を高く維持しようと心がけ、三年間4.7以上を取り続けました。そして学校の国公立対策に参加し、9月から本格的に取り組みを始めました。
 小論文練習では志望校や他大学の過去問で練習し、医療系だけに限らず様々な分野に挑戦して、小論文を練習するうちに、型を覚えて慣れていき、時間内に書き終えられるようになりました。私は過去問を合計20本練習して、それが自信に繋がりました。
 面接練習では志望理由書から掘り下げた内容や、プレゼン資料からの想定質問、ニュースなどの情報を頭に入れて練習しました。丸暗記して答えるのではなく、情報として頭に入れることを意識し、数人の先生方と練習してアドバイスを受け、改善しました。また、看予備に通って面接練習を行いました。志望校についてとても詳しく、どんな人材を求めているかといった過去の質問例を教えてもらい、練習しました。
 書類審査の活動報告書では、部活動に参加していなかったため、資格の取得やボランティア活動に積極的に参加し、取得に至った理由を書きました。
 プレゼン資料作成にあたっては、文字を少なく重要部分を目立たせて、見やすさを重視しました。時間が短いため話題を絞り、内容を深くまとめました。
 私はもともと小論文と面接が苦手だと感じていました。最初は、小論文として成り立っておらず、時間も大幅に過ぎていました。面接も緊張で声が震えたり、答えられずに沈黙することもありました。練習を重ねるごとに少しずつ慣れていき、自信に繋がりました。不安な気持ちがあると思いますが、苦手なものでも何度も練習することが大切です。また、積極的にボランティア活動に参加し、ただ参加するだけでなく、ボランティアをしているその都度自分がどう思ったか考え、メモをしておくと面接に活かせると思います。
 受験に悔いのないよう自信を持って挑めるように、万全の対策をしてください。受験に対して不安な気持ちでつらいときは、息抜きも大事です。最後まで諦めずに努力し、合格を勝ち取ってください。応援しています。