グローバルコース卒業生の住友光洋さんが2年生を応援

　2月6日、グローバルコース卒業生で現在は台湾の静宜大学（Providence University）に在学中の住友光洋さんが、母校である本校を訪れ、グローバルコース2年生の生徒たちに向けて講演を行いました。 今回の講演は留学経験を中心とした以前の講演とは異なり、「粘り強さ」と「適応力」をテーマに、より個人的で励みになるメッセージが込められていました。

光洋さんは、当初目指していた立教大学への進学が叶わなかったときの苦悩を率直に語りました。そんなときでも諦めずに新たな道を見出し、台湾でのチャンスを掴みました。挫折を乗り越え、モチベーションを維持し、思いがけないチャンスを最大限に活かすことの大切さを伝える彼の言葉は、生徒たちの心に深く響きました。

光洋さんのお話は、ユーモアと謙虚さを交えながら、生徒たちを惹きつける感動的な内容でした。高校2年生にとって、これから迎える高校生活最後の1年は進路を決める大切な時期です。彼のお話を聞き、生徒たちは「成功への道は一つではなく、忍耐と決意によって切り拓くことができる」ということを強く感じたことでしょう。

さらに、光洋さんは、グローバルコースの生徒全員が海外留学を目指しているわけではないことも理解した上で、それぞれの目標が何であれ、諦めずに努力を続けることの大切さを強調しました。彼の言葉は生徒たちに大きな影響を与え、将来どんな困難に直面しても自信を持って乗り越える力を育むきっかけとなりました。